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弁護士会の活動にはどんなものがあるか

すべての弁護士は、日本弁護士連合会、及び地域の弁護士会に所属しています。この弁護士会というのは、弁護士を構成員とする団体のことで、各国にありますが、特に日本の場合は、弁護士に対する懲戒業務を取り仕切っているのが多くの特徴です。かつては弁護士の懲戒業務は司法大臣、今の法務大臣にゆだねられていましたが、第二次大戦後、弁護士会に委譲されるようになりました。これを弁護士自治といいます。それ以外にも弁護士会では、弁護士の研修や法律相談、消費者の保護に加え、人権擁護などの活動を、委員会レベルで幅広く行っています。またいわゆるADRも担当しています。このADRとは、裁判外紛争解決手続きのことで、訴訟によらない紛争解決の手続きのことで、あっせんや調停、仲裁などがこれに当たります。

弁護士法とはどのような法律か

「弁護士法」とは、1893年(明治26年)3月4日に制定され、その後1933年と1949年に全面改正されて現在に至る、「弁護士」という職業に関するあらゆる事柄を定めた法律です。この法律の中には、弁護士の使命や職務、資格、権利や義務、弁護士会の制度などが記載されています。また、弁護士ではない者(無資格者)の法律事務の取り扱いや法律事務所・弁護士事務所の名称の使用などを禁止しています。その他にも、弁護士は資格を取得後、弁護士会の名簿に登録することが義務付けられており、そのための審査会に関する規定や、弁護士としての職務に反することを行ってしまった際の懲戒・罰則などについても詳しく記されている法律です。

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